こちらは、一般社団法人児島青年会議所の2018年度ホームページです
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(一社)児島青年会議所2018年 理事長所信
2018年理事長
清板 義永
勤務先
株式会社池田製紐所取締役
生年月日
昭和55年12月24日
【はじめに】
岡山県の南部に位置し全国的にも有名な日本初の国立公園として知られる瀬戸内海国立公園の景観を保有する自然豊かなまち児島。地域の産業として学生服やユニフォーム、そして今や世界的ブランドとなったジーンズに代表される国内有数の繊維産業のまち児島。そんな児島には創立62年目を迎えた今でも脈々と受け継がれてきた、歴史や伝統そして何より高き志と実行力、そして常にまちを、仲間を思う深い絆が根付いています。互いの自己成長を願い共に切磋琢磨する姿勢は設立当初より諸先輩方から受け継がれてきた児島の誇りです。61年に渡り受け継がれてきた児島青年会議所の運動や活動を振り返り、より深く知ることで未来へ対し何を行うべきか、また何をしなければならないのかをメンバー一人ひとりが理解し行動を起こすことで児島のまち全体を巻き込み明るい豊かな児島の実現を果たせると考えます。
【会員育成と会員拡大】
青年会議所の目的の一つとして会員の育成は大変重要な課題であります。 我々青年会議所メンバーとしての資質の向上は勿論のこと、メンバー一人ひとりが青年経済人としての誇りを持つことができなければなりません。超加速度的に変化を繰り返す社会で地域に求められる真のリーダー育成こそ青年会議所に課せられた責務です。人を惹きつけ魅了し変化を恐れることなく積極果敢に挑んでゆくことができるリーダーを一人でも多く育て輩出することは、必ず地域に大きな原動力を与えます。児島青年会議所メンバーが起こすイノベーションを起爆剤とし地域全体で大きな一歩を踏み出す。そんな地域の宝になりうる仲間「人財」を一人でも多く増やす為、常に我々に課せられたもう一つの大きな課題が会員拡大です。児島の「明るい豊かな社会」の実現の為、また未来の児島を担う青年経済人を一人でも多く育てる為、「今」我々が主となり会員の拡大、そして増強を行っていくべきと考えます。次世代の児島を担うのは我々青年です。会員一人ひとりが拡大の重要性を理解し、行動することで青年会議所の魅力を伝播しまだ出会っていない多くの仲間「人財」を発掘致します。児島青年会議所の歴史から多くを学び知ることでより高い次元であたらしきを創る。「自己投資こそ自己成長の場」。強い青年経済人を一人でも多く育て輩出することが地域貢献と捉え、真に強い「児島」を創造致します。
【青少年育成】
近年、インターネットに代表される膨大な情報やSNS、またオンラインゲームの普及で、周りの環境から離れ自己中心的な言動行動を起こす子供が増えているといわれ、社会的にも大きな問題となっています。子供にとって必要なこと、それは他人を敬い、尊敬し、仲間とともに成長することのできる豊かなこころであると考えます。本年度も事業を通じ、子供たちに豊かなこころを育んで貰える様、またメンバー自身も自らを律し、大人としてしっかりとした背中を見せることのできる事業を展開致します。さらに今年度は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据え子供たちに夢を抱いて頂ける事業を展開致します。健全な精神は健全な肉体に宿ると言われる様に、心・技・体を鍛えることで自身を磨き将来に夢や希望を抱いて頂けることは勿論のこと、スポーツだけに留まらず今後の人生や将来に大いに活かすことができると考えます。事業を通じ子供たちの豊かなこころを育み、また将来の夢を抱くことの素晴らしさを知って頂き、地域のそして日本の宝を育成することのできる未来投資型運動を展開致します。
【地域の活性化】
児島青年会議所が設立され今年度で62年目を迎えます。過去に様々な事業を児島青年会議所は展開してまいりました。その全てが児島を想い、地域の活性化を願い全身全霊で運動・活動を実行してこられた先輩諸兄の熱き志でした。将来を見据え61年という歴史を振り返り、検証する中で今真に必要とされる地域活性化事業とはなんなのでしょうか。本年度で第21回目を数え、今や地域に根差したコミュニティーの場となった地域活性化プロジェクト「夏フェスKOJIMA」について我々はいま大きな転機を迎えているのではないでしょうか。児島青年会議所の手に戻し、6年の歳月が流れ今やそのプロジェクトは地域を代表する大きな事業の一つとなりました。我々が次の一歩を踏み出すために今やるべきことは何度も最良の仮説を考え抜き一つひとつの経験から得た、学びや気付き、そして戦略、戦術をもって素早く行動に移し最良の手段を得ることが必要なのではないでしょうか。最良の解決方法を導き出し、仕組みを作り上げ組織化してゆくことで地域が一体化した素晴らしい事業が展開できると確信しております。また自身が住み暮らす児島の歴史を振り返り、紐解き新たなビジョンを創出し具現化することで新しいイノベーションを巻き起こし、地域をそしてひとを動かすことのできる社会貢献型運動を展開致します。
【組織運営】
日々、超加速度に変化する時代に我々青年会議所は何を地域に発信していくことが必要なのでしょうか。日々の運動や活動、さらには思想や理念。それら全てを地域の、また県内の方々に広く知って頂き青年会議所の存在価値を高めるために戦略的な広報活動を行う必要があるのではないでしょうか。現代社会において一日当たり数億時間にも及ぶ動画再生による視聴時間が日々消費されており、私たちは常にビジュアルコンテンツに囲まれた状態で日々を過ごしています。さらに視聴者は若者だけにとどまらず老若男女にまで広がりその広報域は計り知れません。我々の素晴らしい運動、活動を優れたコンテンツとストーリーに載せ発信し、伝播することで新たな青年会議所のファンを増やします。また運営に際してもしっかりと地域に信頼して頂ける様に円滑で効果的、さらには会計の透明化、財務体制の健全化並びにコンプライアンスの徹底といった、中長期的戦略として捉えた組織運営を行います。
【出向者支援】
本年度も引き続き出向者を多く輩出させて頂きたいと考えます。私自身、岡山ブロック協議会・地区協議会・本会へと何度も出向をさせて頂きました。その中で得た経験は何事にも代えがたい大きな財産となっています。確かにLOMでの多くの経験や事業は素晴らしいですし、地域をさらには自らを成長させるには必要不可欠な事項であります。しかし、LOMでは味わえない出向ならではの経験や事業、そして、何よりも全国の志高き多くの仲間と出会える機会が数多く溢れています。出向をすることにより多くの経験を積めることは勿論ですが、それらをLOMに持ち帰り、そして落とし込むことでLOM益を齎してくれます。また外からLOMを俯瞰的にとらえることで今までにない発想が幾つも生まれ、LOMだけではなくメンバーや自身にとっても大変貴重な財産となります。LOMの為、メンバーの為、そして何より自身のために出向して頂ける様、最大限のバックアップを致します。
【むすびに】
2018年度児島青年会議所スローガンと致しまして「温故智新」と掲げさせて頂きました。サブタイトル~ふるきをあたためあたらしきをつくる~とあるように、61年間という児島青年会議所の運動・活動の歴史を改めて振り返り、またより高い次元で理解し智恵を得る。時には失敗をすることもあるかもしれません。しかし、失敗を恐れていては何も始まりません。メンバー一人ひとりが事業を通じ能動的に活動し、失敗成功の経験を繰り返しながら確固たる決意のもと未来を切り開く高い志を持つことで、真に地域に必要とされる人財へと成長ができます。我々の住み暮らすまち児島が真に「明るい豊かな社会」となる様、さらに今後も児島青年会議所の更なる発展の為、メンバー一丸となり2018年度の青年会議所運動・活動を行います。
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